未経験からゲームプランナーに転職を考えている方のために、この記事では「ゲームプランナーに転職するための具体的な戦略」を解説しています。

ただ、ゲームプランナーは希望者も多く狭き門であることは間違いなく、闇雲に転職活動に挑んでも失敗する確率はかなり高いです。

あなたがもしもいきなりこのページを読まれている場合は、できれば時間をしっかり取ってSTEP1の記事から順番に読んで、ゲームプランナーについての理解を深めてからこの記事を読み直してみてください。

それを学んだ上で、この記事で紹介する戦略をしっかりと考えて転職活動に望めば、僕がそうだったようにきっと未経験からでもゲームプランナーとして働く道は開けますよ!

30代で未経験からゲームプランナーに転職し、現在はディレクターを務めるSHIMAが解説していきます。

(この記事の筆者については、詳しくはこちらの記事をご覧ください)

自分の強さで挑む敵を選ぶ

ゲーム業界での勤務経験がない人が戦略的にゲームプランナーへの転職活動を進める上で、一番大事な要素は自分の価値にあった転職活動をすることです。

転職活動に失敗するほとんどの人が、自分はまだレベル1しかないのに、いきなりラスボスと戦おうとしています

とんでもない縛りプレイですね。

このブログを読んでもらえればレベル10くらいまでにはなれると思いますが、それでもまだ強敵と戦うには不十分。

自分の力量=会社から見た自分の価値に見合った転職活動の方法を考える必要があります。

雇用形態による難易度の違い

まず、敵の強さを考える上で雇用形態による違いは大きいです。

具体的にはこんな感じ。

敵の強さ別に見る転職活動の方針
  • ラスボス:正社員での転職
  • 中ボス:派遣社員・契約社員での転職
  • ザコ敵:アルバイトからの転職

未経験だとしてもサークルでゲームを作っていたとか、小説を書くのが趣味とかであればある程度の強敵とも戦えますが、そういった経験もない場合はいきなりラスボスと戦うのは正直厳しいでしょう。

まずはザコ敵や中ボスを倒して会社に入り、そこで経験値を積んでステップアップを目指していくほうが現実的です。

制作対象による難易度の違い

また、別軸で「コンシューマー系の会社」or「スマホアプリの会社」という難易度の違いもあります。

未経験からの転職難易度で言うと、圧倒的にこんな感じです。

易 スマホアプリ<<<コンシューマー 難

ただし、スマホアプリの会社でプランナーとしての経験を積んでからコンシューマーの会社に転職するというのも実はかなりハードルが高いです。

どうしても未経験からコンシューマー系のプランナーになりたい場合は、ハードルを下げて派遣社員やアルバイトなどからコンシューマー系の会社への転職を目指す道を選ぶのが一番現実的かと思います。

ただ、スマホアプリ系の会社・コンシューマー系の会社どちらを受けるにしても、次から紹介する転職活動の方法は基本的には変わりません。

ステップアップで正社員登用をつかめ

正直言ってゲーム業界は入れ替わりが激しく、転職者や退職者は多いのが現実です。

契約社員や派遣社員、さらにはアルバイトからでも中に入って真面目に働き成果を出せば、会社にとっては逃したくない人材になります。

自分が正社員になりたいという希望をちゃんと伝えていれば、その後に正社員として採用してもらえるチャンスは非常に大きいので、まずは「ゲームプランナーになる」という既成事実を作ることが最優先だと思ってください。

実際に僕自身も未経験でアルバイトからプランナーになり、半年で正社員になっているので説得力はあるはずです!笑

ラスボス:正社員での転職

未経験からゲームプランナーに転職を目指す上で、いきなり正社員を目指すのはかなりハードルが高く、ラスボス級の強さだと思ってください。

自分のレベル(会社にとっての、採用する価値)がかなり高い場合には可能性もありますが、会社にとって未経験から正社員で転職者を雇うのはかなりリスクが高いです。

ゲームプランナーの希望者はいつでも非常に多いので、だったら新卒者を正社員で雇えばいい話なので・・・

なので、未経験でも「若さ」に勝てる武器を持っている必要があります。

会社が求めるのは即戦力

正社員として転職するなら、会社は即戦力になれる人材を求めています。

そのため、未経験から転職するには新卒者を押しのけてでも会社に「この人が必要だ!」と思わせる即戦力になれるスキルと、それを証明するポートフォリオなどが必要です。

「ゲームが作りたい」という情熱だけでは正社員として転職することは残念ながら不可能だと思ってください。

正社員での転職方法

未経験から正社員で転職することが非常に高難易度であることはお分かりいただいたと思いますが、それと戦えるレベルを持っている場合。

その場合の転職活動はゲーム業界に強い転職エージェントを利用するのが一般的です。

正社員転職に強いエージェント
  • G-JOB(厳密にはエージェントではなく、転職希望者と採用のマッチングサービスのようなもの)
  • ファミキャリ(ファミ通系の転職エージェント)
  • マイナビクリエイター(業界大手のIT系専門部門)
  • 直接応募(エージェントを通さない)

ゲーム業界は希望者が多いからか、専門の転職エージェントが他業種よりも多いです。

ゲーム業界やIT系クリエイター職を専門に扱う転職エージェントのほうが扱っている案件や「ゲーム会社に顔が利く」率が高く、書類の通りやすさも変わってきます。

また、正社員を目指すのであればエージェントを通さずに自分で直接会社に応募する方法も意外とおすすめ

各ゲーム会社の採用HPに現在募集している職種が掲載されているので、お目当ての会社が決まっている場合は定期的にチェックしておきましょう。

もちろん壁は高いですが、確実に希望の会社を受けられるというメリットもあります。

中ボス:契約社員・派遣社員での転職

未経験からでも現実的に転職の可能性が広がるのは、契約社員や派遣社員からです。

条件次第ではありますが、十分に採用のチャンスはあるでしょう。

近い業種の経験者はチャンスアップ

ゲームプランナーとして働いた経験がなくても、近い業種で働いていたのであれば契約社員や派遣社員としてゲームプランナーに転職する可能性は大きく広がります。

例えば・・・

・広告の企画職
・雑誌の編集
・舞台の脚本、演出
・webデザイナー

などなど、特にクリエイティブな仕事をしていた人なら、元の職で得た経験が活かせる部分があるため十分にチャンスはあるでしょう。

契約社員・派遣社員を目指す転職方法

契約社員・派遣社員としてゲームプランナーを目指す場合も、ゲーム業界に強い転職エージェントを利用するのが一般的。

契約社員・派遣社員転職に強いエージェント
  • マイナビクリエイター
  • ヴィジョナリー
  • リンクトブレイン
  • シリコンスタジオ

僕が転職活動をしていたときはこれら4つとも全て登録しました。

あくまで僕の転職活動時の場合ですが、実際に役に立ったと感じた順番に並べてあります。

マイナビクリエイターは3社、ヴィジョナリーは2社との面接まで繋いでくれましたし、メールや電話などで定期的に相談に乗ってくれ、随時状況報告をしてくれました。

リンクトブレインは登録はしたものの、合う案件がなかったのかその後は特に連絡や提案はありませんでした。

シリコンスタジオは登録時の面接の時点で「あなたにご紹介できる仕事がない・・・」と不採用。

(ただしシリコンスタジオは自社でゲーム制作の下請けも行っているため、採用されればプランナーとして働ける期待度は大幅にアップするという見方もできます)

とはいえこれはあくまで30代未経験で転職活動をした僕の場合ですので、人によって合う合わないは異なります

最低でも2つは登録して、自分に合う転職エージェントを見つけてください。

ザコ敵:アルバイトからの転職

未経験からゲームプランナーを目指す上で、趣味でプランナーに繋がる何かをやっていたなど戦える武器を持っていないなら、アルバイトから始めるというのが一番現実的な選択肢です。

こちらの自己紹介にも書きましたが、僕自身も全くの異業種から30代・未経験というレベル1状態だったため、正社員はもちろん、派遣社員・契約社員も受からず最終的にはアルバイトからのゲームプランナーという道を選びました。

もちろん収入に関しては低いですが…。

ゲームプランナーになりたい!という夢を叶える一番可能性の高い選択としてはアリだと僕は思います。

アルバイトから正社員になるために

実際にアルバイトとしてゲームプランナーになり、正社員になれるのか不安に思うかもしれませんが、会社選びを間違えなければ大丈夫です。

僕自身もアルバイトとして入社後半年で正社員になることができました

会社選びで重要なのは、募集要項に「正社員登用」の記載があるかどうか。

どうしても行きたい会社があって募集要項「正社員登用」が書いていない場合は、申込み前に聞いておくべきです。

正社員登用の可能性がそもそもなく単純にアルバイトを雇いたいだけの会社に入ってしまったら、たとえゲームプランナーになれたとしてもその先が繋がらず、転職活動としては失敗です。

アルバイトからゲームプランナーを目指す転職方法

アルバイト情報サイトからゲームプランナーの募集を探します。

正社員や契約社員とは異なり、アルバイトの場合はどの求人サイトでも正直大きな違いはありません

ただ、ゲームプランナーのアルバイトはそもそもレアジョブなので、大手の求人サイトは全てしらみつぶしに探してください

(求人掲載するにもお金がかかるので、こっちのサイトには載っていてこっちには載っていないというケースはかなりある)

ゲームプランナーのアルバイト求人は大手サイト全てから探す
  • マイナビ
  • バイトル
  • タウンワーク
  • フロムエー
  • エンジャパン
  • インディード

ゲームプランナーのアルバイト募集を見つけたら、あとは普通のアルバイトに応募する要領と同じです。

基本的な履歴書と、もしその他に必要な種類などがあればそれを用意して求人サイトから応募→面接を受ける流れになります。

番外編:エンジニアからプランナーを目指すという選択肢

もしあなたがプランナーとしては未経験でも、プログラミングの知識があるならエンジニアの募集を探すのも別の入り口になるかもしれません。

エンジニアはどこのゲーム会社にも絶対に必要ですし、人材が不足気味なので、ゲームプランナーよりも売り手市場と言えます。

(ゲームプランナーは募集よりも希望者のほうが多い「買い手市場」です)

エンジニアの経験があれば他業種からでも正社員や契約社員としての採用の可能性もありますし、エンジニアとして入社してから、数年後にプランナーへの転向を希望して職種転換をするケースもよくあることです。

他業種でもエンジニアとして働いていた方や、趣味でプログラミングを行っている方はもう一つの可能性が高い選択肢として視野に入れておくといいでしょう。